廃線後もモダンさ薫る駅空間

山形交通・高畠駅、廃線後も保存されている駅舎

白い壁・・・

丸い照明の台座・・・

幾何学模様を描くかのような木枠の窓・・・

そして差し込む光・・・


全てが調和し、その駅は廃線後も

なおもモダンで格調い空間を保っていた。

(山形交通高畠線、高畠駅旧駅舎)


 高畠線は1974年に全廃されましたが、高畠駅駅舎は保存されつつバスの待合所として利用されてきました。しかしバス路線は山形交通→町営と運行者が変った後に廃止となってしまいました。

 駅舎は地元の名産である高畠石を使った石造りの洋風駅舎で、設計は何と初代駅長氏だそうです。駅長だから設計・デザインの専門家ではないのでしょうが、石積みで洋風の外観もさることながら、待合室にあるもの全てが調和したモダンさが漂う空間は、デザインの素晴らしさ感じます。駅長氏がどこまで意図してデザインしたのか・・・、それとも偶然の産物なのか・・・。きっと地元の人々も初めてこの空間に足を踏み入れた時は、斬新な建物にハッとさせられたのでしょう。

山形交通・高畠駅、石造りの駅舎は廃線後も保存された


 なお現在のJR東日本の高畠駅は、かつて糠ノ目駅と名乗っていて、1991年(平成3年)3月16日から今の駅名となりました。山形交通、JRとも名前は同じ高畠ですが、両者は全く違う位置にあります。糠ノ目駅と旧高畠駅間は、かつては山形交通・高畠線で結ばれていて、廃線跡はまほろば緑道という自転車道に転用されました。両駅間は自転車で約30分。訪問はJR高畠駅のレンタサイクルを借り、高畠線を偲びながらのんびりと自転車を漕ぐのがおすすめです。


[2010年4月訪問](山形県高畠町)

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作者: Solano

Solano

列車に乗って気ままに鉄道旅。
或る駅でふと降りて、駅舎や構内をあれこれ観察。そしてぶらぶら街歩き。
飛行機でどこか遠くへ行くことも。
日本全国、たまに海外へ…

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