写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。
日本全国、たまに海外へ。
南海本線・浜寺公園駅駅舎を見て難波駅に戻ってきました。この日の宿は南海電鉄なんば駅構内直結のスイスホテル南海大阪です。改札を出てすぐ、構内の右隅の方にホテルへの入口があります。一端難波に来て思い立って浜寺公園駅に行ってまた戻ってきたのですが、駅直結、駅から徒歩0分の立地で、面倒な行程が苦痛にならない立地です。
かつては南海サウスタワーホテルとして、南海グループのホテルだったのですが、スイスホテルに経営権を譲渡、リブランドされ今に至っています。難波駅を使う時はいつも、人でごった返す中にあって高級感漂う別世界の入口のような、このホテル入口がとても気になっていました。でもきっと値段も高いんだろうなあと…。
そして遂にこのホテルを利用する時がやってきました。
この日の客室はスイスアドバンテージルームという2011年にリニューアルされた部屋です。シンプルで機能的なスイス流を採り入れた部屋だそうです。ラグジャリーを誇張した部屋ではありませんが、難波駅の雑踏が嘘のような静けさで、落ち着きのある内装もあってとても寛げました。このクラスにしては部屋が少し狭いですが、難波のこの上なく便利な立地上と引き換えと考えればしょうがないのかも…
電気ケトルだけでなく、ネスプレッソマシーンが備え付けられているのが濃いコーヒー好きの私には嬉しいです。しかも1人利用ですがカプセルが4個ありあました。
高層階だったので窓の外の夜景は絶景!眼下には難波駅、通天閣など大阪の夜景が広がっていました。
南海難波駅や発着する列車が見えますが、これだけ高層階になると列車は小さくしか見えないので、トレインビューホテルと言うより、列車も含めた周辺の景色を楽しむといった感じです。カウチソファーが窓側の壁に据付で、窓に背を向ける形で座る事になります。これだけの絶景なのでこの点は惜しかったかも…。
そして翌朝…
ここから見る難波駅の眺めはプラットホーム上の屋根で、その上は駐車場や空調の室外機が並ぶだけでした。この景色の中のいちばん高いビルは近鉄阿部野橋駅上に建設中の「あべのハルカス」です。高さ300mに達し、竣工のあかつきには日本一高いビルになるとか…。そちらにもホテルが入るので、またいつか泊まってみたいものです。
翌日は南海本線を南下し、和歌山市駅で紀勢本線に乗り換え、紀勢本線の駅巡りの旅を楽しみました。
[2013年1月訪問](大阪市中央区)
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スイスホテル南海大阪 [booking.com]
(*注: 客室カテゴリーなど諸条件により、どの部屋からでも列車や駅を眺められるとは限りません。問い合わせや予約時のリクエスト等をおすすめします。)
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