写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。日本全国、たまに海外へ…
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駅と駅舎の旅写真館 raiwaystation.jp
古く美しき駅舎に
『神志山駅(JR東海・紀勢本線)~古民家風のユニークな木造駅舎~』
を新規掲載しました。
railwaystation.jpでは、約1年ぶりの新規掲載となります。細かい作業は影であれこれしていたのですが…。あとこのブログに構っていたりと…。何せワンオペなのでやれる量が限られていますが、これを機会に少しずつでもコンテンツを追加していこうと思います。
さて、この神志山駅の駅舎、あまり期待しないで行ったら、見所も多い独特の魅力がある駅舎でした。今に残る紀勢本線の古駅舎の中では随一なのではと思っています。
惜しくも本編訪問記には掲載とならなかった神志山駅の画像をとりとめなく綴っていきます。わざわざあっちとこっちに分けなくてもまとめてしまえと自分でも少し思うのですが、本編が冗長になり締りがなくなるのも問題かと思い、あえてこの形式にしています。自分の場合はただでさえだらだらと語ってしまうタイプなのでw
跨線橋から駅の南側を見下ろしました。駅の西側一帯は宅地開発され売り出し中。東側は七里御浜と呼ばれる、日本の渚百選などに選ばれた美しい海岸が南北に続いています。
車両には疎い私にとって、普通列車の車両がいつの間にかキハ25形に置き換えられていたのが小さな驚きでした。
上りホームにある安全塔という碑。安全塔とは駅構内で時々見る安全を祈願した碑で、大体、緑色の十字があしらわれた碑となっています。「今日 我安全」と刻み込まれています。
待合室は木の窓口のカウンターが残るなど昔の趣きをとても良く残していました。また駅舎は随所に丸太が使われているのが印象的で、長椅子の脚も丸太でした。気になるのがその造りで、コンクリートで大きな石を固めた台座の上に丸太の脚を載せていた事。見た所、台座の上にたいした固定もせず、丸太の脚を載せていたよう。何かの拍子にずるっとすれたら、長椅子ごと崩壊しそうです。
窓枠は一部が木製のまま。ステンレスの柵で覆われているのが惜しいような…
トイレも駅舎と同じようなデザインで、建物財産標を見ると、駅舎と同じ昭和14年12月。トイレを撮影する時は、人がいない事をしっかり確認して撮影。誤って人がいる時にシャッターを切ると、絡まれたり通報されるかもしれません(笑)
駅北側の踏切横で見つけた謎の極細建築物。最初、失礼ながら地域のゴミ集積場かと思いましたが、正面に回ってみると日除けのある出入り口がありました。しかし、現在では廃墟と化し、中を覗いてみると水場があり、カウンターのような造りも…。どうやら、かつては立ち飲み屋だったよう。長さは10m弱ほどありそうですが、幅はいちばん広い部分でも2m弱というゲテモノ建築。でもかつてはお客さんどうし、肩を並べ身を寄せ合い楽しく飲んだのでしょうね…。
昼間の下りは2時間以上も列車間隔が空き、駅を離れる時は三重交通の路線バスで、次の鵜殿駅を目指しました。
ボツ画像は以上です。それでは神志山駅の本編訪問記も是非ご覧下さい!
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