ロストバゲージ顛末記~私にとってロシアはやっぱり鬼門の旅先!?~

 5泊6日のロシア旅行から帰ってきました。

早朝のモスクワ・レニングラードツキー駅

 早朝のモスクワ・レニングラードツキー駅。モスクワのターミナル駅の1つで、主にサンクトペテルブルグやフィンランドなどへの列車が発着。

ロマノフ王朝の離宮、夏の宮殿ことエカテリーナ宮殿

サンクトペテルブルグ郊外にあるロマノフ王朝の離宮、夏の宮殿ことエカテリーナ宮殿。

短い日程ながらも、ロシアの旅を満喫してきました


だけどぉ…、トラブルは起こってしまいましたorz....

ロストバゲージ!!!


 前回1996年のロシア旅行ではサイフをすられてしまい、心細くひもじいい思いをしながら旅をしました。22年後の今度こそは無事に行って帰って来るぞという思いを秘めた、いわばリベンジの旅だったのですが、だめでしたorz...

まさかのロスバゲ!?!?

心配はしていたけど…

 航空旅行では、荷物が目的地の空港に届かないロストバゲージ(ロスバゲ)は頻繁には起こらないものの、起こりうるトラブルです。しかし、自分に起こるとは思いも寄りませんでした。

 いえ…、実は今回のフライトの行程において、その懸念は心の片隅にありました。

 と言うのも、今回は中国東方航空の利用で、往路は名古屋・中部‐上海・浦東‐モスクワ・シェレメチボというフライトだったのですが、上海浦東空港での乗り継ぎ時間が1時間50分しかありませんでした。広大な空港で利用者が多く、遅延したら人間も荷物も乗り継ぎが危うそう。ロストバゲージを心配し、最初は荷物を機内に持ち込もうと考えていました。しかし荷物が重いのが面倒で、結局、えいや!と預けてしまいました。

 飛行機はほぼ定刻の午前10時過ぎに上海浦東空港に着陸しました。しかし駐機場への移動に時間を取られ、降機したのが10時40分位。モスクワ行きは12時00分発なので、この時点で残された時間は1時間ちょっと…

 人間の乗り継ぎはあっけないほど上手くいって、11時過ぎには出発ロビーに到達。しかし荷物の方はダメでした…。貨物室から荷物を搬出→荷物取扱所に移送→全搭乗客の荷物から分別→次の便に移送→積載と言った感じのプロセスが、1時間では難しかったのでしょう。

手続きとか面倒な事

 モスクワ・シェレメチボ空港に着いて中国人で大混雑の入国審査を抜け、やっとバゲージクレームに到達したのですが、私の預け入れ荷物がありません。
「ああ、これはまさか…」
と思い、すぐ側の荷物カウンターまで行きました。

 すると荷物の特徴やモスクワの滞在先などを聞かれました。そして色々と必要書類に記入しました。この書類というのが3枚あり、どれも全く同じ内容。普通なら複写式の紙とか、記入した1枚をコピーしてくれるのでしょうが。まあ、こういう非効率さは社会主義時代の名残なのかもと思いました。

 荷物は出てきたらホテルに送ってくれるそうですが、私の場合はあさっての朝にはサンクトペテルブルグに向けて発つので、上手い事、翌日にモスクワに到着しても配送の事も考えると、モスクワでは受け取れ無さそう…。そういうと、日本に送り返すとの事。

 覚束ない英語で何とか手続きを終え控えを貰い、出口で荷物検査を受けると、到着ロビーに出ました。これまで着陸してから約2時間半。どっと疲れが出ました。

 だけど見つかるのでしょうか…?入国審査を終えたのが最後の方だったので、誰かが間違って、もしくは意図的に盗まれたという可能性もあります。しかし出口で係員の人が、タグと荷物を照合していたので、その可能性は低いとは思いますが…。

必需品を買い揃える

 やっと空港を出てホテルに向かえると思いホッとしたのも束の間、着替えや日用品といった当面必要なモノを揃えなければいけません。

 歯ブラシや歯磨き粉、保湿クリーム、櫛は機内で貰ったアメニティポーチに入っていました。しかしそれ以外のもの、着替え、シャンプーや石鹸、化粧品やスキンケア用品、薬やサプリメントと言った必需品は何とかしなければいけません。

 幸い予約したモスクワのホテル近くに、大きなショッピングセンターがあり、夜10時までの営業で、その日のうちに必要なものを大体そろえる事ができました。そのショッピングセンターには、たまたまユニクロが入っていて、商品も同じで、日本と同じ感覚で買い物する事ができました。

 問題は化粧品やスキンケア用品。広い売場があったのですが、パッケージがロシア語でさっぱり読めません!しかも乾燥肌で敏感肌なので、何でもという訳にいかないので難儀しました。英語も併記されている商品から何とか探し出し、化粧品は資生堂も出店していたので、店員さん相談しながら最低限のモノを買いました。

 石鹸くらいはホテルにあるでしょう。サプリメントは5日位飲まなくても死にはしないと思い買いませんでした。薬は3日位不足しますが、まあ大丈夫でしょう。

 カメラの電池の充電器はどうしようかと迷いました。予備の電池までいつも通り使ったら、早くて翌日に、遅くてもあさってには尽きてしまいます。スマホの充電器はあるので、スマホでの撮影をメインにしつつ乗り切る事にしました。

ロシア旅行中の私の荷物・かばん

 結果、実質的にこれがロシア滞在中のすべての荷物になりました。バッグはカメラバッグ。買った日用品のほどんどはユニクロのビニールバッグに詰め込みました。荷物が出てくる可能性を考えると、しっかりしたバッグを買うと無駄になってしまいます。まあ、ビニールの買い物袋が海外ではひったくりとか盗難に遭う確率が低いとは聞くので、まあいいかと…。でも海外旅行はキャリーバッグで大荷物を転がすものですが、これだけでもできるのだなと、新しい発見に妙な感心を抱きながら旅していました(笑)

感動の??再会編

 サンクトペテルブルグにやってきて2日目にしてロシア到着の4日目、カフェにいると不意にスマホが鳴りました。ロシアの番号だったので、なんか怖くて出なかったのですが、よくよく考えると私の荷物に関する連絡なんじゃないかと思いました。調べるとその番号はシェレメチボ空港の番号のよう…

 落ち着いた場所で通話したいと思いホテルに戻り、その番号に掛けるとやはりそうで、私の荷物がシェレメチボ空港に到着したとの事。もうモスクワには戻らないので、サンクトペテルブルグのプルコヴォ空港に送ってもらい受け取る事になりました。

そしてロシア最終日の夕方…

ロストバゲージを経て手元に戻ってきた荷物

 サンクトペテルブルグ・プルコヴォ空港で、私のキャリーバッグと4日振りの再会!もう2度と巡り会わないかもと思っていたので、懐かしく嬉しい気分になりました。しかしあと帰るだけなのに、懸命に準備した労力は何だったのかと虚しい気分にもなりました。しかし、何はともあれ、見つかってホッとしました。

ロスバゲから戻ってきた荷物に付いていたタグ

 「RUSH」と書かれた中国東方航空の紙のタグが目を引きました。上の方には中国語に「EXPEDITE BAGGAGE」という英語が併記されていました。要するに「ロストしていた荷物だから急いで送れ!」という意味のタグのようです。

 手書きの部分を見ると、「目的地=SVO(シェレメチボ空港)」「航空会社=MU591」と書かれていました。フライトナンバーの所には「11SEP」と書かれていました。しかしフライトNoではなく日付で、9月11日を示しているのでしょう。察するに翌日の上海浦東空港10時発の591便で送られてきたという事なのでしょう。…とすると、翌日の夕方頃にはモスクワに着いていた事になります。

 初めての経験で頭もまわらず、英語も達者ではなく、交渉力もありません。しかし今思えば、あれこれ聞き出せたなら、空港からホテルに配送するのではなく、自分で空港まで荷物を取りに行くので、一刻も早く受け取りたいという希望を思いついていれば、もしかしたら翌日には荷物を受け取る事が可能だったのかもしれません。


[2018年9月訪問]

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作者: Solano

Solano

列車に乗って気ままに鉄道旅。
或る駅でふと降りて、駅舎や構内をあれこれ観察。そしてぶらぶら街歩き。
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日本全国、たまに海外へ…

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