写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。日本全国、たまに海外へ…
※ 現在、一部の記事をメインサイトに移転する作業を進めています。
ルワンダ旅行出発の日が迫り、何事も無ければ3日後の今頃は飛行機の中です。初めてのアフリカで、その中でも日本人の旅行先としてもまだマイナーなルワンダ。これまで旅行した欧米や香港とは違い、疾病対策などこれまでの旅行準備が何かと勝手が違いました。
⇒⇒Amazon Rwanda (Bradt Travel Guide )
「Bradt Travel Guides(ブラッドトラベルガイド)」という出版社が出しているルワンダの旅行ガイドブック。英語です。日本語ではルワンダ単独のものはありません。日本語としては数多くの国のガイドブックを出版している「地球の歩き方」さえも、東アフリカ版におまけ程度に僅か数ページで紹介されている程度です(※1)。ブラッドトラベルガイドのものは、英語でもルワンダ単独版(※2)としては、広く流通している唯一の旅行ガイドと思われます。バッグパッカー向け旅行ガイドとして有名な「ロンリープラネット」でも、ちょっと項目がある程度です。アフリカの奇跡と言えるほど急成長している国とは言え、観光もまだまだ伸びる余地はありそうです。ちなみにロンリープラネットの方は、ダウンロード販売のPDF版は項目毎でも購入できます。私はバックアップとして、ルワンダの部分だけ購入し、スマホに入れておきました。
それにしても、この表紙はとても強烈です。ゴリラトレッキングでこちらが観察に行っているつもりが、逆に人間が観察されに行っているんじゃないかと畏怖を覚えさせられる程です。
※1 追記: 近年の東アフリカ版(2016~17)では、ルワンダも取り扱い国の1つなり、以前よりページが多くなりました。広く詳しくとは言い難いですが、貴重な日本語の観光情報。
⇒Amazon: 地球の歩き方 2016~2017
※2 追記: Bradt Travel Guidesのルワンダ版は、2018年11月発売予定の新版より、コンゴ(DRC)東部の記述も加えられるとの事。
⇒Amazon: Bradt Rwanda: With Eastern Congo
パスポートに貼られたルワンダのビザ(奥)と黄熱病予防接種の国際証明書(手前)。この2つはルワンダ入国に際し必須となっています。
他にもマラリア、A型肝炎、破傷風などアフリカ旅行に付きまとう疾病リスクが色々とありますが、ルワンダで必須なのは黄熱病の予防接種だけです。何もかも対策するのは面倒で、滞在は短期なので他のはいいかと…。
まあ、ビザとか治安情報とかと言った最新の基本情報は下記の3ウェブサイトは基本でしょう。
マラリア対策は薬を服用するのがベストなのでしょうが、蚊…具体的にはハマダラカを媒介とするので、蚊に刺されるのさえ防げれば、リスクは大きく回避できるのではと思います。
なので蚊対策グッズを色々と買い込みました(笑) 蚊取り線香で「殺す」のと、蚊の嫌がる香りを発する蚊避けグッズで「寄せ付けない」の2方面の対策です。DEET(ディート)という成分を含んだスプレーなどの製品が、蚊の忌避効果が強いらしいです。しかし、日本国内で売られているディート製品は法律で含有率が低く制限されています。なので現地での購入も考えています。
蚊取り線香も買いました。蚊取り線香は英語では見たまま「モスキート コイル(Mosquito Coil)」と言い、海外でも広く使われているとの事。除虫菊という花を材料に日本で開発された偉大な工業製品と知り驚いています。日本では色々な蚊忌避グッズがあり、虫コナーズみたいな製品もいいかと思ったのですが、説明書きを見ているとハマダラカには対応していないようです。
あと最近は、蚊の嫌がる波長の音を発するスマートフォンアプリまであります。こんなモノまで…。折角なので無料のものをひとつインストールしておきました。
ゴリラトレッキングもするのですが、色々な説明を読んでいると、本格的な登山・トレッキング装備までは必要無いけど、ズボンなど動き易い服装は当然ながら必要との事。靴はスニーカーでも裏のグリップにでこぼこがあるものがベター。なので私はほぼ普段着のままの参加となります。靴は元々、ハイキングシューズみないなものなのでそのまま。ただ、足くびあたりは結構汚れるようなので、スパッツやゲイターと呼ばれる登山用のレッグカバーは安いものを購入しました。あと、降雨用に小さく収納できるユニクロのウインドブレーカーも買っておきました。
※追記: 私が参加した日のゴリラトレッキングは、雨は降らず寒くも無く、自分の普段着でも特に問題を感じませんでした。しかし、前夜に雨が降ったので、地面はぬかるみ足は膝下までは結構汚れました。私は足首まわり+αをカバーするものを買ったのですが、カバーしきれませんでした。なので、レッグカバーは膝下まではカバーできるものがいいかと思います。」
⇒Amazon: トレッキング用スパッツ・ゲイター
※追記: 普段着でも参加出来るとは言え、歩行距離は長い中、足元はけっしていい状態とは言えなく、低く見積もってハイキングの趣きではあったので、最低限、グリップが多少なりともあるハイキングシューズは必要でしょう。ゴリラトレッキング参加のために購入するのであれば、早めに買って履き慣らすのがおすすめ。
⇒Amazon: ハイキング用スニーカー
ルワンダで特異なのが、環境保護条例でビニールの袋や包装が禁止されている点です。例えばレジ袋とか…。これまでの旅行では、洗濯物はビニールの買物袋を使っていたのですが、それも恐らくダメで、空港で荷物検査されたら没収されてまう恐れがあります。
なので洗濯物入れに使えそうな袋も購入しました。それ以外でも、ショッピングバッグ、エコバッグ、紙袋なり、ビニール袋感覚で使える袋を何か用意しておいた方がよさそうです。だけど、どの位荷物検査が厳しいかが気になります。結構厳しいという話も…。ポケットティッシュの袋まで没収されるとなると、ちょっと困るなあ…
あと旅行会社さんが旅行準備のため、こんな冊子を送ってくれました。ゴリラトレッキングなど今回の旅ための基本的な情報が記述されていました。手配旅行なのにこんなモノを作成してくれて恐縮。助かりました。ひとり旅なんですが、まるで学生の頃の修学旅行を思い出させるような冊子で、ちょっと懐かしい気分になりました(笑)
コメント