写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。日本全国、たまに海外へ…
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中国のお正月の春節・旧正月を楽しむ香港の旅。出発前から天気はやはり気になり、天気予報を何度も確認したのですが、滞在日のあたりは曇、雨マークばかり…。雨は濡れるの気にしなければならず、一人旅で私みたいに何かと街を歩き回る場合は、機動力や行動意欲を削がれ、更にカメラの故障気にしなければいけません。雨の情景は捨てがたいのですが・・・
メインで使っているデジタル一眼レフカメラにペンタックスのK-xコレジャナイロボモデルとK20Dがあるのですが、今回の香港旅行では夜の撮影も多くなりそうで、高感度に強いペンタックスK-xを持っていこうかと考えていました。しかし、こうまで予報が悪いと防塵防滴構造のK20Dを持っていった方が安心なんじゃないかと思いました。出発直前まで天気予報とにらめっこしながら出悩みましたが、安心感を優先しK20Dを持っていく事にしました。
で、結果はK20Dを持っていって大正解でした。4日間の滞在中、見事なまでに1回の晴れ間を見る事も無く、雨に降られる場面も多かったです。特に到着日13日の夕方から夜にかけては酷く雨に降られました。
2010年、中国旧正月の大晦日にあたる2月13日の午後、香港に到着しました。
冴えなかった色の空は、夕方から遂に雨が本降りになりました。灣仔(ワンジャイ)の露店を歩き巡った後は、銅鑼灣(コーズウェイベイ)でも散策しようと思っていました。普段なら街並みを楽しみつつ歩く距離なのですが、本降りのためトラムに避難。短い区間でしたが、香港名物の2階建てトラムから、雨に濡れる軒尼詩道(ヘネシーロード)の風情を楽しみました。
それにしてもひどい雨。傘は手放せずジャケットの肩から腕の辺りやジーンズの裾は雨でビショビショになってしまいました。もちろん愛機K20Dも・・・。
花屋だけでなく、食べ物屋などいろいろな露店も出店。特に新年の干支の虎グッズなど正月用品を売る店も多く出店していました。
アルバイトらしき若者の激しい呼び込みの声やゼスチャーで何とも賑やかで・・・と言うより騒がしい!近代的なビルがたくさん建っていても、エネルギッシュな中国らしい風情が楽しいです。
小さなみかんの木の鉢植えが並び、まるでみかん畑のよう。
薔薇など日本でもよく見るものから、果実の縁起物っぽい木、どカラフルな花束まで、色々な木々や花束が市場を賑わしていました。
でもやっぱりインパクトがあったの若い人々の呼び込み!ギャアぎゃあざわざわ賑やかでとても楽しそう。日本では年末年始の学生アルバイトと言えば、年賀状など郵便配達が有名で、初々しい若い人が自転車を漕いでいる姿は、日本の年末年始の風物詩。同じように香港では、年宵花市のアルバイトが定番なのでしょうかね。
食べ物の露店もたくさんで出ていたので…
私も炸雪糕を露店で買いました。揚げアイスクリーム、アイスクリームの天ぷらと言ったところです。
夕方から3時間以上、カメラとレンズを雨に晒し続けたのですが、もちろん故障一つ無ありませんでした。K-xだったらそうはいかなかったでしょう。レンズは防塵防滴構造レンズのDA★16-50mmで、カメラ・レンズの防塵防滴コンビのお陰で、雨を気にする事無く、年宵花市と言った春節・旧正月の香港の空気を存分に楽しむ事ができました。
高感度画質は、前の主力カメラだったK10D比で大幅アップしていて、思い出をきれいに残す事ができました
[2010年2月訪問]
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