写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。日本全国、たまに海外へ…
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夜行特急まりも、根室本線(花咲線)の快速はなさきと乗り継ぎ、早朝の厚床駅で下車しました。暖冬の影響で、昨晩の小樽市街では非常に雪が少なく物足りない感じがしたのですが、夜汽車で一晩かけて道東まで来ると一面の雪景色。
朝の光を浴び、きらきら輝くような雪景色に、冬の北海道の駅に降り立ったという思いを強くしました。
JR北海道の厚床駅といえば、今では花咲線の愛称を持つ根室本線の釧路駅‐根室駅間の途中駅ですが、1989年の4月までは標津線の分岐駅だった事が最初に浮かびます。私も、初めて北海道に来た時に、この厚床駅から廃止を控えた標津線に乗ったものです。標津線が発着ていたかつての2番線は雪深く、その痕跡を見る事はできません。
しかし、駅舎横に記念碑が置かれていました。ただ、冬のためか、カバーが掛けられていて、どんなものかは見る事ができませんでした。残念、見たかった。冬だからって覆い隠しても記念碑の意味があまり無いような…。
厚床駅には立派な駅舎があり快速列車が全列車停車するので、そこそこの規模の主要駅かと思えます。しかし窓口の中にいるのはバス会社・根室交通の係員で、JRの切符の扱いはしていなく、駅としては無人駅です。
今回、ある所に行きたくて、厚床駅で降りました。事前の調査で、ちょうどいい時間にバスは無いけど、主要駅の厚床だから、タクシーの一台位常駐しているだろうと思い込んでいました。だけど、タクシーの姿は見当たらず…。あれまあ、次の根室行きの列車がくるまであと1時間以上も。駅前でもうろつきつつ、ボーっとしているしかないなぁ…。
[2007年2月訪問] (北海道根室市)
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