写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。日本全国、たまに海外へ…
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先週は桜が満開となり、青春18きっぷの有効期間中という事もあり、立て続けに駅の桜を見るために旅に出てしまいました。
まず水曜日に日帰りで、静岡県の大井川鐵道の大井川本線に乗りに行きました(「鉄」と表記される事も多いですが、正式には「鐵」だそうです)。
大井川鉄道は、「木造駅舎銀座」と言えるほど、昔ながらの木造駅舎が数多く残り、SLや大手私鉄の旧型車両も現役で走っていて、レトロ好きな鉄道ファンにはたまらない路線です。比較的近場にあるにも関わらず、一度も乗車した事がありませんでした。
家山駅。この駅は本線の主要駅で、有人駅です。県内有数の桜の名所「家山桜トンネル」が近く、乗降客には観光客の姿も多く見られました。
田野口駅。この駅は(社)日本民営鉄道協会との共同事業「駅舎等を対象とするロケーション・サービス推進事業」のモデル駅として、待合室や改札口など、駅舎が昔ながらの状態に再現されました。それでなくても、大井川鉄道には素で使える趣きある木造駅舎が多いのですけど。
田野口駅や周囲にはカメラを構えた人が何人もいて何でだろうと思いましたが、千頭行きSL列車の通過時間で納得。私もホームの上で撮影しました。
青部駅。桜咲く里山に佇む木造駅舎、そして元南海電鉄の古豪車両…。何十年も昔の日本の田舎に舞い戻ったような風景に癒される心地。
駿河徳山駅も有人駅でSLの停車駅になっています。ちょうどSL列車がやって来る時間で、田野口駅で見たSL列車が千頭から戻ってきました。今は無き寝台特急「さくら」のヘッドマークが泣かせますが、この時期ならではの演出に、旅の気分も高揚してきます。私もここからちょっと乗車。
抜里駅。無人駅ですが、状態のいい木造駅舎が残っていました。そして、可憐に咲く八重桜も…。
デジタル一眼レフを購入してははじめての春のさめか撮影意欲沸きまくりで、この3日後に再び桜を求め、泊り掛けの旅に出ました。どこに行ったかというのは、またいつか記事でですが、ちょっとだけヒントと言うとDISCOVER WEST…
[2007年4月訪問]
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