写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。日本全国、たまに海外へ…
※ 現在、一部の記事をメインサイトに移転する作業を進めています。
私は旅をする時、地図を持っていく事が多いです。私は「乗り鉄」「駅鉄」と言った鉄道に比重がある旅になります。列車に乗りながら地図を見て、ここはこんな線形をしているんだとか、山深い所に入っていくのだなとこれから走る所に思いを馳せたり、あの場所が面白そうとか、あの島は何だとか調べたりなど、時には地図に興味を掻き立てられ、時には地図をガイドに旅を楽しんでいます。
ですが、地図は色々あれど、乗り鉄に適した地図が世間ではなかなか無く、ましてや自分の好みに合った地図といったら皆無の状態で、悩ましい選択を強いられてきました。
では、私にとってどんな鉄道地図がベターかと言うと…
(1)ほぼ全ての鉄道路線が網羅されている。
但し、大都市圏の都市型線路線は未掲載があってもそれ程気にしない。
(2)できるだけ多くの駅を掲載している。少なくともJR線は全駅。
この二つは外せません。
その他に
(4)縮尺はできるだけ大きく。
その分、情報量が多いという事になります。携帯性とのバランスを考えれば20万分の1か、それよりやや小さいあたりがベスト。
(5)地形などがビジュアルに認識しやすい。
山とか川とか入江とか…
(6)軽量&コンパクト
やはり旅に持っていく事を考えれば…。大きさはB5あたりで。もちろん全日本版となると重過ぎるので、目的地をカバーしている地図を選ぶ事になります。
市販の地図と言えば、鉄道廃線跡探索でよく使われる国土地理院の地勢図があり、20万分の1地図もあるのですが、観光的要素がゼロというのがちょっと素っ気無い感じがし、また、1枚1枚バラバラだと旅の途中で見るには面倒です。
巷では、各種の道路地図が溢れているのですが、主要国道や高速道路が恐ろしく太く表記されている事も多く、それが鉄道旅行者には目障りで、携帯性が悪いものが多いです。また、JRの駅表記も端折られているものが多いです。鉄道旅行用ではないので適さないのは当然なのですが(笑)
ところで、今まではどうしていたかと言うと、「るるぶ」や「マップル」のと言った観光ガイドの付録についてくる取り外せる地図の冊子で妥協していました。縮尺は小さくなるももの、薄く軽量なのが魅力で、上記で挙げた条件を考慮し、本屋で色々と比較検討して選んでました。地図目的なので、ガイド本体はおまけ扱い(笑)。ちなみに8月に行った北海道では、海外旅行のガイドブックで有名な「地球の歩き方」が発行した「北海道の歩き方」という雑誌に付属していた地図を使いました。40万分の1と縮尺はやや小さいものの、JR全駅掲載で、道路の表記は我慢できる範囲内でした。それに、主要都市や観光地の広域地図や市街地図が多めに載っていたのも良く、付録に付いている地図としては秀逸です。
最近は鉄道旅行に特化した地図もちらほら出てきたようです…。
長くなったので、以降は後編に続きます。
『鉄道旅行に適した地図は…(後編)』
コメント
http://www.mapple.net/smd/
全国の駅を掲載しており、数年前までの廃線路線(鹿島鉄道やくりはら田園鉄道)も掲載されてますよ。GPSにも対応しており、地図で遊ぶ楽しみも増えました。
↓GPSでの動作画面
http://www.rt.undo.jp/diarypro/diary.cgi?mode=image&upfile=60-1.gif
ただ、1万円弱の投資がありますが…
2008-11-11 22:24 kei URL 編集
詳細な地図が出る点も便利そうです。今度、試してみようと思います。
でも、根がアナログ人間のためか、紙の地図も捨てがたく思います。
詳細な地図は「Super Mapple Digital」のスマートフォン版、
広域地図は従来の紙の地図という使い分けがいいかもしれません。
2008-11-12 16:52 solano@管理人 URL 編集