写真と心の中に刻まれた、ある日の旅のワンシーン…
鉄道と列車、駅舎巡り、エアラインと言った乗り物系の他、旅で訪れた街の風景、気になるモノ、宿泊したホテルなんかも綴った旅行記ブログ。
日本全国、たまに海外へ。
NHKの2009年春の新番組で「にっぽん木造駅舎の旅」が始まります。
BS1で、4月27日スタートで、月~金の午後3時55分(再放送・火~土の午後4時55分)からの、5分間の番組です。ちょっと放送時間が微妙ですね。できれば天地人とか、人気番組の後に放送してくれたら、ついでの人が多く見てくれそうで、木造駅舎が一躍注目を集めそうなのですがね(笑)
その宣伝を兼ねた先行放送が4月15日未明に総合であり、初回からの5回分が一挙に放送されました。
写真は、にっぽん木造駅舎の旅・第1回目で放送された門司港駅(1990年代撮影)。九州の玄関口だった風格漂う洋風建築の木造駅舎で、駅舎初の重要文化財。まさに初回を飾るに相応しい駅です。
九州から北へ向かいつつ日本の現役木造駅舎を一駅づつ紹介していくとの事で、取り上げられた駅は、第1回目から…
たった5分の番組で、木造駅舎好きの私からしたらかなりもの足りないのではと思っていました。しかし、短いながらも情感溢れる濃密な世界でした。男性ナレーターが淡々と紹介しているのがくどくなく、味わい深い木造駅舎の世界を阻害する事無く、しみじみと見入ることができました。
門司港駅の連絡船乗換口の現役時代の映像や、採銅所駅の側線跡を取り上げるなど、なかなか濃い場面も…。できれば、採銅所駅駅前のロータリー状の植込みや、夜明駅待合室から見たアレも取り上げた欲しかった所ですが(笑)
最初の4駅はよく知られた何かがある駅で、順当と思いました。しかし、5回目の田野駅は意外でした。行った事は無いのですが、写真で見る限り、特に趣き深いとは言えず、なんで取り上げられたのか不思議でした。だけど、HNKで実際に放送を見て、こういう駅を取り上げるのも面白いなと納得。田野駅に行ってみたくなりました。有名な駅や、昔の雰囲気を色濃くとどめた駅舎ばかりではなく、改修されながらも生き長らえている市井の木造駅舎にも光を当て、幅広く現代の木造駅舎の魅力を紹介してくれるものと期待が持てます。
手前味噌ですが、私の運営するサイト
「駅と駅舎の旅写真館」
もよろしくお願いします。古く趣き溢れる木造駅舎の訪問記がいっぱいあります(*´∀`)/
ちなみに上の写真の木造駅舎は、わたらせ渓谷鉄道の上神梅駅です。この駅も後に、NHKにっぽん木造駅舎の旅で放送されました。
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